世界らん展行ってきました!

世界らん展、行ってきました!



先日、世界らん展へ行ってきました。
世界らん展日本大賞2018は、「ようこそ都会の楽園へ」をキャッチコピーに、世界21の国と地域から約3000種、約10万株、250万輪以上の蘭の展示を行っており、煌びやかな花の祭典です。
その見所などを感じたままにお伝えします。

■2018日本大賞
2018年日本大賞は、茨城県つくば市の斉藤正博氏による「グラマトフィラム マルタエ ’マッシイズ’(Gram.martae Mass’s)」が入賞。

■オーキッド・ロード
今年のテーマは「楽園・南国、・熱帯」エントランスゲート「オーキッドロード」は沖縄美ら海水族館の円柱水槽を配置し、水族館生まれのトラフトザメや色彩豊かな熱帯魚と蘭のコラボレーションが実現。個人的に水族館が大好きな私は興奮気味でした。水槽から覗く、蘭の花も素敵でした。

■日本いけばな三大流派 特別企画展示
日本を代表するいけばな三大流派による見応えのある豪華いけばな展示を、華道家元池坊東京連合支部、いけばな草月流東京南支部、いけばな小原流東京支部が彩る。

■花活動家/フラワーアーティビスト・志穂美悦子による特別展示
今回のテーマは「息吹」

■華道家 假屋崎省吾による特別展示
今回のテーマは「虹」で虹のイメージである未来、幸運、夢がかなうという思いを込めたレインボーカラーのインスタレーション。

■ケイ山田のオーキッドガーデン
英国園芸研究家・デザイナー、ケイ山田氏によるオーキッドガーデン。蘭をホームファニシング(インテリア・家具)
のひとつとしてとらえた寄植えコンテナガーデンえおメインに展開する展示。

百花絢爛明るく華やかな世界が広がっておりました。

東京ドームに着いて既に100人ほどの人が会場に!
会場に入り、エントランスゲート「オーキッドロード」に迎えられ、目の前に溢れんばかりの数限りない蘭たちで、視界に入るもの全てが蘭という華麗に舞い踊る蘭の世界に圧倒され、ワクワクドキドキした気持ちと同時に、らん展をどのように観察すればよいか、一瞬頭が真っ白に(笑)

目の前に広がる蘭のひとつひとつの品種や名前がわからなすぎて、自身の無知すぎに腹立たしい気持ちにもなりましたが、、新しく生まれた数々の新しい品種に顔を近づけて、にらめっこしながら目に焼き付けて来ました。

今年のグランプリは「グラマトフィラム マルタエ ’マッシイズ’(Gram.martae Mass’s)」が入賞。

花輪が、葉の一部のようにも見え、深みのあるブラウンとグリーンで咲いた一見、地味にも見えるグラマトフィラム。
ずーっと見ていると、華やかな蘭と比較すると地味な色味に感じるけれども、その地味色をかき消すかのような全体的な「ダイナミックな力強さ」を感じました。また、ひとつひとつの花輪の形やサイズ、色味の表情などの「繊細さ」のを感じる作品でした。
他に目についたのは同じく、斉藤正博氏のC.lueddemannianafma.alba’Mantelini’でした。
ブライダルフラワーのように仕立てられた美しさは、そこに集まる人々に魅了された作品でした。
さすが、大賞を何度も受賞されておられる方です。

オーキッドパークでは、様々な蘭の香りを実際に体験でき、チョコレートみたいな香り、それもリッチなミルクチョコレートみたいな香りがしました。
オンシジュームシャリーベイビー これぞ蘭のフレグランスと感じたのはリンコレリオカトレアスイートシルクバニラスカイとなんとも長い名前。世界らん展フレグランス部門で優良賞を受賞したことのある蘭なのだそう。

パラダイスエリア 「不思議なアフリカの蘭達」のエリアでは、アフリカの不思議な蘭や神秘的な蘭が集められた、日本ではあまりみることの出来ない魅力あふれる展示も満喫できました。
アフリカ夜空に白く輝くようなアングレカムの展示。別名[コメットオーキッド」
ダーウィンの著書「蘭の受粉」で注目を集めたアングレカム・セスキペダレ。
植物と送粉者の共進化の予測が行われたダーゥインの著書で取り上げられたアングレカム・セスキペダレは1798年に発見されたマダガスカルに生育する蘭なのだそうです。
二百年以上前から、人類は蘭に魅了され続けているのかと思うと、様々な蘭が生きてきた歴史の想像が膨らみました。

会場全体には、蘭を使ってのゴージャスで気品あるアレンジメント達で蘭に魅せられます。
いろいろな蘭が織り成す絵画のような光景が広がっておりました。

様々な蘭を集めて空間演出がされた様は、どれも圧巻。
その中で私自身が個人的に好きでセンスを感じたのは草月流。
作品の構図や竹との組み合わせも素敵でしたが、椿と蘭を融合させていたこと。

どちらもメインとなる花であるにも関わらず、どちらもそれぞれが咲く場所で引き立つしつらいがされておりました。
さらに、ごちゃごちゃになりやすいところをすっきりとまとめられていました。なんともいえない日本を醸し出す作品でした。

蘭の育て方など学習したりするコーナーにも参加ししましたが、このように蘭を専門的にまた、蘭だけに焦点をあてて学んだのは初めてでしたので、とても興味深く、日々仕事をする上でお客様へ、より親身に蘭の魅力をお伝えできる自身に少々近づけたのではないかと思う今日このごろです。

不思議なる世界。蘭に魅せられた人々の人生絵巻に酔いしれた世界らん展でした。

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