胡蝶蘭のキホンは大輪系



ベイサイドフラワー

 突然ですが、胡蝶蘭といえば、どんな色や形を思い出すでしょうか??

 ほとんどの方が、この写真のようなイメージを思い浮かべると思います。

胡蝶蘭大輪(白)

 白くて、大きなお花が何本か鉢に植わっていて、
 お祝い事のときによく見かけるもので、とにかく「高価」だというイメージがある…。

 胡蝶蘭の一般的なイメージはこれだと思います。
 当店でご注文いただく胡蝶蘭の中でも、このタイプの胡蝶蘭を購入する方が多いです。
 お店によっては白い胡蝶蘭しか用意していない、といった極端な例もあると思います。

 
 胡蝶蘭の流通市場は、年間約300億円と言われています
 (一般的に言われている推計値。最終消費の金額)
 そのうち、なんと8割はこの「胡蝶蘭 大輪 白」だと言われています。
 それくらい、胡蝶蘭=大輪白 というイメージは強いものです。

 現在流通している胡蝶蘭の大半は、原種から品種改良を重ねて開発されたものです。
 この「大輪白」胡蝶蘭の原種は「アマビリス」と言われています。
 姿かたちは大輪白にそっくりですが、大きさはかなり違います。

大輪胡蝶蘭とアマビリス

 こうして比べてみると倍以上の大きさであることが分かります。
 アマビリスの形を維持しながら、大きいお花を咲かせる胡蝶蘭の遺伝子を
 何世代も掛け合わせ続け、このサイズまで大きくした生産者の努力の賜物です。

 お花の優性、劣性を熟知したうえで、2つの胡蝶蘭を掛け合わせて新しい品種を開発する。
 言葉ではそれだけですが、掛け合わせから商品化までに7年~10年かかるといわれています。
 胡蝶蘭品種の開発も大変根気の要るものです。

 大輪胡蝶蘭がこの大きさと姿かたちの美しさにたどり着くまで、
 想像を絶する長い期間をかけてきたことを知っておくと、
 次に胡蝶蘭を見たときの感じ方も、少し変わってくるでしょう。

 大輪胡蝶蘭には、今回ご紹介したスタンダードな胡蝶蘭の大輪白の他にも
 「リップ」「ピンク」「黄色」などがあります。
 次回は、大輪胡蝶蘭のバリエーションを紹介したいと思います。

ベイサイドフラワー



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