前回までにレストランなど飲食店の開店祝いと、バー・ラウンジの開店祝いに
ついて書いてきました。その他、よくある開店祝いには次のようなものがあります。
いずれも、胡蝶蘭ギフトが定番です。
【アパレルなどの物販のお店の開店祝い】
洋服屋や書店、雑貨屋など、いわゆる物販系の
「お店」の開店祝いにも胡蝶蘭ギフトはピッタリです。
前回までに書いたことと、注意点は同じです。
物販系のお店の場合、胡蝶蘭の展示スペースはなかなか確保しづらいことも多いと思われます。
お祝いの胡蝶蘭のサイズには同様に気を配っておくといいでしょう。
チェーン系の店舗の新規開店であれば、
店内のイメージも想像しやすいですが、
個人でお店を始められる場合などは中々広さが分からなかったりします。
準備段階のところで一度、見に行く機会などあれば、広さや内装の色合いなど
イメージがはっきりするでしょう。
そうもいかない場合は、標準的なサイズにするのが無難と思われます。
【理美容院の開店祝い】
理美容院の開店祝いも大変多くのご注文を頂くケースです。
個人で独立される場合も多く、絶えず開店祝いのニーズがあります。
物販やレストランと違い、比較的おいてある物も少なく、
スペースも広めであることが多いので、しっかり存在感のある胡蝶蘭や、
カウンターにちょっとおけるくらいの可愛らしい胡蝶蘭など、選び甲斐がありそうです。
また、空間を落ち着かせる「観葉植物」なども、喜ばれるギフトになるでしょう。
これまで、「開店祝い」のお祝いについてご紹介してきました。
いずれにおいても、開店のスケジュールはきちんと押さえておきたいところです。
早めに贈ればいいというわけでなく、
大きな胡蝶蘭がかえって開店準備の邪魔になってはなりませんし、
開店の日にお花の咲き頃を過ぎてしまっても失敗です。
先方から案内があれば間違いがないですし、
話の中で得た情報であれば「開店の日はもう決定か」という点について、
確信が持てる状況であればその日をターゲットに
開店祝いの手配をしておいてもいいでしょう。
お届け日は「開店当日」か「開店前日」が良いでしょう。
開店当日はいろいろなことで忙しいため、前日中に贈る方も多いようです。
ただし開店前日には、まだ不在にしている可能性もあります。
これもケースバイケースで先方の状況を気遣いながら、
かえって迷惑にならないような日を選んであげるのが良いでしょう。