年々拡大するネット通販の影響もあり、世の中で流通する最近、
大手運送会社「ヤマト運輸」の業務負担も増加の一方、ということで今後の方針変更が
発表されました。宅配胡蝶蘭の業界においてもインパクトのある出来事でした。
ベイサイドフラワーのサイトにおいても、影響について既に対応を検討し、
新着情報にて公表させて頂いております。
さて、どんなインパクトがあったか、ということになりますが、
「配送時間」「配送料金」「取扱いの可否」などがキーワードです。
胡蝶蘭の宅配の特徴としては、
「胡蝶蘭を入れた荷物(箱)がとても大きい」
「胡蝶蘭が落ちたり傷ついたりしないよう取扱いに注意が必要」
「お祝い事などの贈答目的が多く、お届け日や時間帯にシビアなものも多い」などあり、
配送業者さんとしてはちょっとやっかいな荷物、という位置づけになってしまっています。
ただ、安定的な需要を頂いている胡蝶蘭の宅配ビジネスですので、継続できるよう、
生産者などの業界と配送業者で折り合いをつけながら続けてきた、というのが背景になります。
今回の話に戻りますが、「配送時間帯」についてはヤマト運輸においては
昼の時間帯のドライバーさんの休みを取りやすくするため、12時~14時という時間指定が
なくなりました。また、夜間の配送についても、幅のある時間帯にするなど
負担の軽減につながる変更が行われました。
胡蝶蘭の宅配については、法人需要が非常に多く細かい配送時間帯の指定が必要ない事案も
多いので、今回の配送時間帯指定の変更は軽微なものと思われます。
ただ、従来の時間帯指定に比べるとサービスレベルは改定に合わせて
落とさざるを得ませんでした。
「取扱いの可否」「配送料金」については、非常に大きな荷物については
ヤマト運輸の方針変更で影響を受けました。胡蝶蘭5本立ての大きなものになると
ヤマト運輸では取扱いNG!ということになってしまいました。
ベイサイドフラワーのラインナップでも影響を受けた商品が10商品以上あります。
それらについては、依頼する配送業者の変更と、それに伴う配送料金の変更がありましたので、
このタイミングで若干の価格改定をさせて頂いた商品もあります。
ただ、全体的にはほとんど価格に影響が無く着地したので、
一旦、ほっと胸をなでおろしています。
また今後、どのような環境の変化があるか分かりませんが、、
胡蝶蘭の宅配ビジネスに大きな影響が無いことを祈るばかりです。
いろいろと厳しい環境ではありますが、誠意あるサービスを心がけ、
店舗運営に邁進して参りますので、何卒宜しくお願いします!